アロマセラピー、和訳は芳香療法、最近はやりの「ヒーリング」の一つの方法として注目を集めています。 アロマセラピーについて見ていきたいと思います。
アロマセラピーでは、植物から採る芳香油「精油」を使います。 この「精油」、歴史は非常に古く、古代エジプトにまでさかのぼります。 ピラミッドから発見された、ミイラの包帯には、ミルラと言う「精油」が使われていました。 この「精油」は防腐処理の為に使われたのでした。
アロマのエッセンス「精油」は、古代ギリシャの頃より、ヒーリング効果が認められていました。 病気予防の為に炊いたり、お風呂に入れたりして使っていました。 更にそのヒーリング効果の為に病気予防意外にもマッサージ等でも使われていました。
1920年にフランスの科学者が、実験中に火傷を負いました。 この科学者、とっさに側にあったラベンダーの精油をその火傷にかけてしまったのです。 すると、不思議な事に跡形も無く、傷がなおり、ここから精油・アロマセラピーの研究が始まったのでした。
アロマセラピーは、心身のバランスをとるのに最適なのが徐々にひろまり、ヨーロッパで民間療法として発達してきました。 現代では、医療や美容に積極的に取り入れられ、ヒーリング療法の一つとして、発達しています。
古くから、「精油」が生活に根ざしている、ヨーロッパでは、医療機関でも積極的にアロマセラピーが取り入れられています。 医療機関で、医師が、傷や外傷の治療薬として「精油」を積極的に処方しています。