カップリング、機械と機械を継ぐ要素としての継手を解説致します。
カップリング(継手)の中でも、自動車に用いられるクラッチは特殊です。 自動車のエンジンの様な内燃機関は、頻繁に動力を起動したり停止したりする事は出来ません。 しかし車を停止させたり、動かしたりするには、動力の「断」「入」が必須です。 これを機械要素として行なうのが、クラッチです。 自動車にとっては、無くてはならない物なのです。
カップリング(coupling)とは二つの物を組み合わせ、結合させることである。 継手とも言う。機械関係の結合としては、軸継手・流体継手・金属管工事等がある。
どれほど複雑な仕組みの機械であっても、一つ一つは単純な機械の組み合わせで出来ています。 この機械を構成する最小の単位を機械要素と言います。
ジョイント又はカップリングもしくは軸継手と呼ばれ軸と軸とを繋ぐ機械要素の事を言います。 軸を延長する事や片方から片方へ動力を伝える事を目的としています。
永久継手とクラッチに分類されています。 永久継手は常に動力を伝える事が目的です。 これに対して、2つの軸をつなげたり、離したりして、断続的に動力を伝えるのが目的なのがクラッチです。