フローリングの張替え・リフォーム及びフローリングの補修、ワックスの実施方法、その料金をお教え致します。
本来のフローリングとは、flooringで、「床材」と言う意味です。 したがって、これには、畳なども含まれます。 日本で使われている意味は、限定されていて、「木の素材を用いた床の覆い」の意味で使われています。 和製英語です。
施行方法によって三種類にわかれます。
◎単層フローリング 床が一枚の材料で出来た物で、一般には「無垢(ムク)」と呼ばれています。
見栄えは、非常に良いのですが、湿度による変化が大きく、施工後も注意が必要です。
◎複層フローリング 下地の合板数枚の上に、2mm前後の厚さに板を張ったもの。
無垢に比べて扱い安い。
◎WC床材 表面をプラスチック加工した物で、扱い安い。
但し、木の質感では劣ります。
先ず、最初に工務店を見つけて下さい。 数社から、見積もりを取るのが良いかも知れません。 工務店によって、一般の建築を行なう所と、リフォーム専門の所とがあります。 良く検討して見て下さい。
通常工務店が見積もりを行なう時は、フローリングの床材を持参致します。 その部屋の状況を見て、見積もりを立てます。 一番安いのは、フローリングからフローリングへの張替えです。 次が、一般の床(洋間など)からフローリングへの張替える場合です. 一番高いのは、畳からの転換です。 この場合、床のみならず、壁も変えなければならない事が多く、リフォームの範疇に入ってきます。
当日は早朝から業者が入り、先ず今ある床をはがします。 この行程でほぼ半日かかります。 次に下地を平らにします。 ここまでで、午後3時頃になります。 その後最後に、希望の床材を張り、フローリングの完成です。 そして、片付けと掃除をして、午後8時頃完成となります。 普通の床の張替えだと、ほぼ1日で終わります。
フローリング張替えの料金は、当然張り替える場所の広さと、使う床材によっても違ってきます。 無垢の床材を使えば高くなりますし、最後に床にコーティングを施すかどうかによっても違ってきます。 コーティングを施せば、傷も付きにくくなりますし、日々の掃除も楽になります。 目安としてね6畳の広さで、板の間のフローリングへの張替えの場合、工事費が10万円前後+床材代金(普通の材料で一坪役2万円)です。
フローリングは、硬い物を落とすとすぐに傷が付きますし、場合によっては、穴のあくこともあります。 また、焦げ目なども付き易くなっています。 この場合、簡単な傷ならば、ホームセンター等で補修剤を買ってきて使えば、すぐに直ります。 大きい穴など目立つ傷の時は、専門の業者に頼むと良いでしょう。 張替えと違いますので、そんなにはかかりません。
フローリングにワックスを塗る意味は、@フローリングの保護A光沢を保つB手入れが簡単になる、の3点が挙げられます。 特に、Bが重要で、これにより日々の掃除が非常に楽になります。 ワックスは1日もあれば自分でもかけられますので、是非、試して見てください。