ウーパールーパー、この一世を風靡し現在でも人気者(本名・アホロートル)の飼育方法。 ウーパールーパー(本名・アホロートル)の生態や特徴、餌や繁殖方法をお教え致します。
ウーパールーパーは昭和60年頃、日清焼きそば「UFO」のキャラクターとして登場しています。 又、TBSの「わくわく動物ランド」にも登場したり、いくつかのマンガ(アニメーション)にも登場しています。 テレビで使用する時「アホロートル」だとアホとロートルを区切るとあまり良くない物を連想するのでウーパールーパーの名が付いたといわれています。
ウーパールーパーは通称であり現在は商標登録されています。 本名は「アホロートル」であり、メキシコの固有種であります。 メキシコ名メキシコサラマンダーです。 生息地であるメキシコ中央部ソチミルコ湖とその周辺の現地語をスペイン語読みした物がアホロートルになります。 「水の犬」という意味だそうです。 かつては、非常にたくさんいましたが、現地で食用として獲られたりして現在では、絶滅危惧種に指定されています。 メキシコ政府の規制が厳しく、現在では、野生種はほとんど輸出されていません。
全長は、20cm前後で、30cmを超えるものは少ないです。 肉食で魚や昆虫等を食べています。 卵で繁殖し、野生種では、一回に5,000個前後の卵を産みます。
ウーパールーパーは、両生類であるにもかかわらず、変態(カエルがおたまじゃくしからカエルに変わっていく様に幼生の時から生体になるときに形を変える事)をせず、幼生の形のまま成熟します。 これを幼形成熟といいます。 色は白く、首に6本(3対)の突起があります。
◎容器⇒40p位のガラスの水槽
◎温度⇒室温で大丈夫です。ただし、夏は涼しい所で水温が25℃以上にはならない様に気をつけて下さい。
◎サーモスタット・ヒーター⇒冬は15℃位に保っておいて下さい。
◎濾過器・エアーポンプ⇒熱帯魚や金魚を飼う時と同じです。
◎その他⇒蛸壺や体が隠れる位の塩ビ管を入れてあげるとベストです。
※水は、カルキ抜きした水を使用して下さい。浄水器を使うと良いでしょう。